施工管理とは?
工事現場のあらゆる作業を統括する「現場監督業」。
大島造園の施工管理の仕事には、現場工事を取り仕切る「現場監督業」と、緑地の維持・管理を中心とする「メンテナンス業」があります。前者の「現場監督業」は、いわば現場における会社の代表。工事の計画を立て、計画通りに進行しているかどうかを管理。要求された品質を維持しながら、納期までに確実に遂行する仕事です。適切なコスト管理も重要な役割のひとつ。プロジェクト全体を最初から最後まで担当するので、非常にタフな仕事ですが、竣工時の達成感は格別です。
緑地の将来をしっかり見守る「メンテナンス業」。
もうひとつは、緑地を維持・管理する「メンテナンス業」です。一般的な建築や土木工事は、工事完了後から年月が経つとともに劣化が避けられません。しかし造園は工事が終わってからが大切。木々や草花のメンテナンスを適切に行うことで、より豊かな風景を創り上げていきます。自然環境に対する意識が高まる中、緑地を守り育てることは、お客様の社会的な信頼を高めることにもつながります。適切な現地調査、巡回、改善提案により、緑地の付加価値向上に貢献していきます。
必要なのは「マネジメント力」と「パートナーシップ」。
施工管理に必要な能力は様々です。中でも一番重要なのは、お客様や協力スタッフ、職人さんとしっかりパートナーシップを取ることです。安全・品質・納期・利益を管理し、工事や維持管理を成功に導くには、円滑なコミュニケーションなしではあり得ません。「緑」が好きであると同時に、「人」が好きであること。そして、現場に出たい、現場を知りたいという気持ちがあれば、この仕事に大きなやりがいを感じられるはずです。
「造園」施工管理の特長
同じ施工管理でも、工事によって仕事内容や求められるスキル、仕事のやりがいや難しさなどが異なります。ただし、現場監督としての施工管理や品質・安全管理など、共通して求められるものもあります。
建築工事 | 庁舎・学校・図書館・病院などの公共施設やスポーツレジャー施設、マンション・ホテル・事務所ビル・工場などの民間施設など、あらゆる建築物を作る仕事。 |
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土木工事 | インフラ整備(ガス・水道・電気)・道路・橋・ダム・災害現場の復旧工事などの公共工事や、マンション・ビル建設の宅地造成などの民間工事。 |
造園工事 | 公園工事や、建築・土木に付随する緑地工事。個人住宅から大型施設の緑化まで、大小様々な規模の緑化に特化した工事がメイン。 |
造園業のやり がい |
●造園の領域は庭園から都市空間、自然空間にまで拡がり、生きた緑や植物、石など自然の素材にかかわりながら「美しい景を創り育てる」ことができる。 ●造園は工事が終わったときが完成ではなく、植物の成長や周りの景色へのなじみなども考えながら時間をかけて創り上げていくことができる。 |
造園業のむずかしさ (おもしろさ) | ●修景にこだわるため、少量多工種。建築や土木のスケール感からすると、覚えることが多岐にわたる。 |